今年の卒業生の就職率・進学率が全学科希望者全員決定という大記録を達成！
との報告を学生支援課よりいただきました。
おめでとうございます。

～＊学生支援課 清水謙一課長のコメント＊～
平成３０年度の卒業生は就職・進学希望者ともに一人残らず進路が決まり、キャリア支援センター始まって以来の大きな偉業を残すことができました。確かに世間では、売り手市場と言われ就職環境は就活生にとって有利な時代であることは職員の我々も体感していますが、キャリア支援委員長の堀獣医学科教授を始めとする委員の先生方、学生支援課キャリア支援相談室スタッフの支援の賜物と感謝いたします。

このような実績を作れた本学のキャリア支援の取り組みは、大きく二つに分かれます。
一つは、就活学年の3年生（獣医5年生）共通の1年間の就職ガイダンスの提供です。年間約40メニューを用意して段階的に就活を仕上げていきます。
もう一つは、支援を必要とする個別の学生へのキャリア支援相談室でのキャリアカウンセリング理論の実践にあります。低学年のうちから、①キャリア設計、②自己分析、③業界・業種研究、④エントリーシート（ＥＳ）練習、をキャリア支援相談室常駐のキャリアカウンセラーと実践することにより、「自分の将来と向き合い、自分を良く理解し、適性に合った業界（業種）を見つけ、そこに向けてＥＳ（履歴書）を書いてみる」ことを繰り返しました。はじめは自分に自信が持てなかった就活生たちもだんだんイメージが湧いてきて、強くなっていく姿を目の前にしていました。就活本番のエントリー解禁後には、ＥＳ（履歴書）の添削・模擬面接の依頼が多く、キャリア支援相談室も繁忙期を迎えます。その学生が笑顔で内定報告に顔を出してくれた時の喜びは感無量でした。

また、本学の専門性を生かした学科毎の志向に合わせた個別の就職ガイダンスも就職率向上に功を奏しました。①動物病院合同採用説明会（獣医師・動物看護士）、②地方自治体等合同採用説明会（獣医師・畜産職・食品衛生監視職）、③優良企業中心とした学内企業セミナー、などは就職先の質の向上（キャリア形成の質保証）を目指した本学の取り組みでも優先的なキャリア支援のミッションになっています。

このように本学では学生たちのキャリア支援を学生支援の柱に据え、進路相談・就活支援に力を注いでいます。これからも後援会の皆様の大切なご子息に良いキャリアを掴んで卒業してもらえるよう大学では常に新しい情報を取り入れ、学生たちと向き合いキャリア支援に取り組んで参ります。