日本獣医生命科学大学 後援会

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活動報告・案内

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令和元年度上期学術支援報告

令和元年度上期学術支援報告

 

学術活動支援の報告

社会で必要とされる能力の向上や将来の進路選択に資することを目的に、学会等で発表を行う学生に対し後援会として交通費等の支援を行っています。

令和元年度上半期に支援の対象となった学生のうち4名の学術活動をご紹介します。

 

獣医学部獣医保健看護学科 4年 植村光希

2019年9月10日につくば国際会議場で行われた第162回日本獣医学会学術集会への参加に際しまして、後援会の学会等学術活動への支援をいただけましたこと、心より感謝申し上げます。

本学術集会では、「未来につながる獣医学」をテーマとし、動物を対象とする学問にとどまらず、生命科学を中心とする基礎研究から、公衆衛生や環境問題など社会の課題に直接取り組む応用研究の情報交換や収集を行うことが出来ました。

私は卒業研究の一環として取り組んできたイヌの乳腺腫瘍関連遺伝子について口頭発表させていただきました。今回初めて学会に参加し、人前に立ち研究説明や質疑応答があり、とても不安でしたが多くの方にご聴講していただくことができました。また他分野の研究内容を聴くことで獣医学の広がりが多岐にわたるものだと学びました。このような刺激を得られることができたのは、比較遺伝学研究分野の先生方や共同研究でお世話になった先生方、支援金の支えがあってこそだと深く感謝しております。

今後はより完成度の高い研究ができるように精進していきたいと思います。

 

 

獣医学部獣医学科 5年 加藤 瑠惟

2019年9月に第25回日本野生動物医学大会に参加し、”Lymphoid neoplasm in a free-ranging Amami rabbit (Pentalagus furnessi)”について、ポスター発表をさせていただきました。

当日、野生動物病理関連の方からもご助言をいただくことができ、今後の課題点について把握することができました。今後さらに症例数を増やし、アマミノクロウサギの生態調査および保護に関する精度の高い研究ができたらと考えております。このような貴重な経験をすることができたのは、後援会の学会等学術活動への支援の後押しがあったからであると深く感じております。このような機会をいただき支援していただけたことに感謝申し上げます。

 

応用生命科学部動物科学科 3年 佐々木絵里奈

日本胚移植技術研究会(和歌山大会)

本学会は家畜や実験動物など、動物の胚を母体に移植する胚移植の技術をベースとしながら、近年多様化している動物バイオテクノロジーに関する研究の推進、技術と知識の普及・向上を目的としています。また、開催期間中には発表だけでなく牛のと畜卵巣、骨格模型を用いてプロフェッショナルによる移植技術研修会も行われました。

私はポスター発表を行いました。聴講者の方々に研究内容を説明し、質疑応答を行いました。発表中は非常に緊張しましたが、人前で発表することは貴重な機会であり、多くの方々から研究のアドバイスを頂くことができました。また、多くの方々が私の研究に興味を持って説明を聞いてくださり、研究により一層やりがいと自信を持ちました。

今回の学会で得たことを今後の研究に活かし、邁進して参ります。

このような機会を頂き、ご支援して頂けたことに感謝申し上げます。

 

 

 

 

 

 

応用生命科学部動物科学科 3年 本郷圭祐

日本胚移植技術研究大会

日本胚移植技術研究大会では牛や豚などの産業動物の胚を母体に移植する胚移植の技術をもとに産業動物の繁殖性、乳や食肉などの生産量を向上させるためにバイオテクノロジーに関する研究の推進、技術の向上を目的としている。本学会ではオーラル発表だけでなく牛の卵巣、骨格模型を用いた胚の採卵や移植をプロが教える講習会も開催されていた。

私は家畜改良センターの研究員や他大学の教授などが集まる場でポスター発表という貴重な体験をさせていただきました。発表だけでなく質疑応答があったため、事前に発表の練習だけでなく想定質問などを対策することも良い経験になりました。発表する前は不安に押しつぶされそうになりましたが想定質問が役に立ちポスター発表を皆さんに聞いてもらえてよかったです。この経験をこれからの研究に活かし邁進してまいりたいと思います。

この度はこのような貴重な経験を支援してもらったことを感謝申し上げます。

 

令和元年度上期学術支援報告