_日獣大を選んだ理由はなんですか?
元々料理が好きで、食品、特に多くの料理で使用されている乳製品に興味があり食品系の学科を探していました。日獣大の他にも食品について学べる学校はありましたが、体験授業の内容や研究室の発表が一番心に残り、自分が学びたいことが実現できると思えたため、日獣大を志望し入学しました。
_今、熱中していることはありますか?
昔も今も、やっぱり料理です。週3日程度は欠かさず料理をしています。同じ料理でも大学で1年間学んで食品の見方が少し変わりました。今まではあまり成分表示などは気にせず作っていましたが、今は成分表示を見ては「塩多いな」などと気にしながら作っています。そういう点では大学で学ぶことによって少し健康になった気がしています。でも、食べ歩きもたまにしてしまうのであまり変わってないかもしれませんね。また授業で畜産資源論の講義を受けて生産の過程を学んだことで、食肉を大切に扱うようになりました。

_将来のビジョンについて聞かせてください。
研究者になりたいのか、食品関係の企業で勤めたいかもまだはっきりしていませんので、ビジョンというほど固まってはいませんが、チーズの研究をしてみたいとは思っています。友達に匂いの強いチーズが嫌いな人がいるので、その友達でも食べられるチーズの開発をしてみたいという考えはあります。そういう点でいえば研究者なのかもしれません。
終始、佐藤さんの食への愛を感じるインタビューでした。
少し照れながらもチーズ嫌いの友人のためにチーズを作るという佐藤さんがとても印象的で、日獣大でしっかり学び、その道に進んでほしいなと心から応援したくなりました。