_日獣大に入った理由を教えてください
私は小学校1年生の時からすでに将来獣医師になると決めていました。小さい頃からハムスターや魚、犬、鳥など、様々な動物を飼ってきて、動物と触れ合う機会が多かったことと、本で読んだ野生動物の獣医さんのお話に感銘を受けたことが影響して、漠然と「野生動物の獣医師になりたい」と思うようになりました。進学先を決める際も獣医師になることができるところに絞って様々な大学を調べました。各大学の特色を調べていくうちに、日獣大には大変歴史のある野生動物学研究室があることを知り、興味を持ちました。それが一番のきっかけになったと思います。
_大学での様子や、大学外での活動について教えてください。
3年生になり、授業内容がより専門的なものになってきているので、とても面白く興味を惹かれることばかりです。授業や課外活動で、忙しさや疲れを感じる時もありますが、「これが獣医師になる夢に直結する」と思うと気も引き締まり、勉強意欲が湧いてきます。実習も始まり、多様な学びをオープンに受け入れて取り組んでいるところです。
また、大学外では趣味でもある吹奏楽や合唱の団体での活動を行っています。あとは野生生物の救護施設でのボランティア、野鳥調査のアルバイト、環境教育団体では子どもたちに自然の魅力を伝えるワークショップのお手伝いなど、人と自然を繋げることに魅力を感じて活動しています。
_将来、獣医師として具体的な進路は考えていますか?
ちょうど今悩みながら、様々な可能性を探っているところです。研究にも興味はありますが、今のところは臨床がやりたいと思っています。大動物専門の獣医師のもとで学べる北海道実習などもあるので、そうした経験等を通して自分の進路を見つけたいと思います。また、漠然とですが、野生生物との関わりは持ちたいと考えていて、希少種の保護をするような仕事にも興味があります。獣医師といっても、勤務先は動物病院だけではないので、視野を広く持って、様々な経験を積みながら進路を決めようと思っています。
小学生の頃の夢をかなえるために、獣医学科で充実した日々を送っている徳長さん。
特に、子ども向けのワークショップでの経験をとても楽しそうに語ってくれました。チャレンジを重ねていって、人と自然を繋げる、そんな素敵な獣医さんになってくださいね!