10月下旬、2週間連続季節外れの台風による大雨に見舞われた東京の週末でしたが、まさに日本の秋晴れ、小春日和となった11月3日から、今年で2回目を迎える医獣祭が始まりました。その中日の11月4日、昨年好評をいただいた吉祥寺REIホテルにて平成29年度父母会総会・懇談会・懇親会が開催されました。例年日曜日の午前の開催でしたが、今年は土曜日の午後からの開催となり、医獣祭をご覧になったあとでご参加され、また翌日は日曜日でお休みの方も多く、懇親会までゆっくりして頂けたのではないかと思います。
総会は会長挨拶に始まり、次第の通りに進められました。H28年度の広報活動費が多いのではないかと質問があり、担当からホームページ内の新コンテンツ充実などの為で、今後は落ち着いてくると説明がありました。会長からH29年度予備費からの支出について過年度の請求や未払いがあった為と以下の説明があり、承認されました。H27年度むさしの52号制作、発送費請求遅延、支払い漏れ、H28年度総会資料発送請求書受託なし、H28年度広報活動費の一部、理事交通費支払い漏れなどであり、再発防止策については、中間監査を行う、会計システムについて改善し、請求がある担当と会計がメールで相互確認をするなど説明がありました。その他、動物科学科70周年、食品科学科50周年事業へのお祝い金については、予算作成時には本事業について大学より申し出がなかったこと、学生への援助ではない事から予備費としたことの説明があり、承認されました。総会では父母会理事・監事が承認され、併せて今年度卒業理事の紹介もあり、無事総会終了となりました。
懇談会は阿久澤学長のご挨拶では、来年度新設獣医学部に触れ、わが校は歴史と伝統がある大学ながら、獣医学科においても他学科においても先に立って、大きな成果を出していること、今後の150周年に向けた中長期計画を着実に進めていることが紹介されました。獣医学部長からは獣医国家試験合格率がトップであること、共用試験に全員合格し臨床実習をしていること、保健看護学科ではH31から卒論が必修となること、応用生命科学部長からは両学科の節目の記念祝賀会への父母会からのお祝い金へのお礼がありました。学生部からは耐震面で不安があったヴォーリズ館からの部室の移動を実施したこと、学生が安心して豊かな学生生活を送れるように卒業まで見守りたいとお話がありました。その後各学科長からも学年ごとの詳しい学生の様子、就職状況をお話頂きました。その中で、学生の学会参加への父母会からの補助活動に対するお礼と継続のお願いがありました。保護者からは、獣医学部の国家試験対策指導をしっかりお願いしたい、保健看護学科の公務員課程について、研究生、研修生制度について、外部実習選択について質問要望があり、各担当の先生から説明がありました。
懇談会後には会場を移動し、各学科学年担任の先生方にもご参加いただき、盛大に立食にて懇親会が開かれました。1年生でご参加の方は勿論、初めてお一人でご参加された方も、懇親の場で先生方からお子様の様子を聞けた、また同学年の父母と知り合えた、上級学年の父母からお話が聞けて安心できた、参加してよかったとの声を多くいただきました。