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日本獣医生命科学大学 後援会
日本獣医生命科学大学 後援会

活動報告

講演会のこれまでの活動をまとめています。

社会で必要とされる能力の向上や将来の進路選択に資することを目的に、学会等で発表を行う学生に対し父母会より支援を行っています。

平成28年度に支援の対象となった学術活動の一部をご紹介します(学生の学年は2017年3月当時)。

 食品科学科4年 栗原光司

2017年3月に日本食品科学工学会関東支部にて、卒業研究として取り組んできた「低加圧二酸化炭素マイクロバブルによる乳加工への応用」について、ポスター発表させて頂く機会をいただきました。発表を通じて、どのように説明すれば専門分野ではない方にも伝わる発表方法を学ぶことができました。また、今回の学会では、私と同様の研究テーマの方も参加していて、私の研究内容の理解度がさらに深まりました。この経験を活かすことで、今後の論文発表の際に、相手にわかりやすく伝え、研究内容を理解していただけることができると思います。

 食品科学科4年 白井陽昭

2017年3月4日に開催された日本食品科学工学会関東支部大会にて、卒業論文として取り組んでいる、二酸化炭素マイクロバブルによるSaccharomyces pastorianusの殺菌におけるエタノールの影響についてポスター発表をさせて頂く機会をいただきました。この学会では、他大学の学部生や大学院生と互いの研究内容について、普段では気づかない点や新たな点の意見交換を行える貴重な機会となり、私の研究内容についての理解度が深まりました。遠方での学会でしたが支援金の後押しもあり参加することができました。なにより、学内では得ることのできない貴重な経験となり、有意義な機会となりました。

 動物科学科4年 小川尚太

今回、第122回日本畜産学会において『なぜ公立小学校でヤギが飼育されにくいのか?』というテーマで発表をさせて頂きました。学校飼育動物として様々な教育効果があるヤギが、なぜ首都圏公立小学校において飼育されていないのか、調査を行いまとめました。発表当日は全国各地の大学から教授、企業が学会を訪れとても緊張しました。しかし、質問やアドバイスを教授方から受けることで、自身の研究に改めて向き合うことができました。また私は大学を卒業していたため、本研究に携わるのはこれで最後でした。学生最後に大変貴重な場で発表ができたことを光栄に思うのと同時に、本研究を後輩が引き継ぎ再び日本畜産学会で良い報告ができることを期待しております。

 動物科学科4年 鈴木真奈美

昨年10月、学外で行った研究をギリシャでの国際学会(21th World congress on Advance in Oncology & 19th international Symposium on Molecular Medicine)にて電子ポスター発表いたしました。本学会のテーマはがんであり、がんの基礎研究および応用研究について語る場です。世界の研究者が一堂に会し、議論する熱気は、学問の発展のその現場に居合わせているということを感じさせ、学ぶ、研究することの喜びを再確認できました。また、学術的な楽しみの他に、晩餐会に出席するなど、ちょっとした非日常を味わい、よい思い出となりました。

私は、本学会で知り合った東北大学の先生の紹介から、岩手大学へ進学することが決定しました。皆さんも躊躇わずに、より良い場に踏み出してください。

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