9月3日(日)平成29年度父母会地方懇談会(福岡会場)を私学共済のホテル福岡ガーデンパレスにて開催しました。
午前10:00より懇談会・個別面談会、午後から懇親会の三部構成で行い、父母会会員33名、大学教職員9名、計42名に加え、懇親会では九州地域の同窓会から福岡県支部長の濱野一秀様、黒田成孝様、貝沼陽子様をお迎えして開催しました。九州では7月の福岡県朝倉地方の集中豪雨による大きな被害もあり、参加者の動向に影響することも懸念されましたが、申込者全員にご参加いただき例年通り盛大に開催することができました。
懇談会では岩崎好高父母会会長の挨拶に始まり、阿久澤良造学長のご挨拶では、本学が136年の歴史と伝統のもとに大きな成果を出し続けている大学であること、また更なる発展のために中長期計画の策定に取り組み始めたお話などをいただきました。
学科紹介で授業の進め方や現在の学生の様子など説明をいただきました。獣医学科では平成28年度より導入された共用試験のお話もあり、学生にとっては大変であるが国家試験合格に繋がる大事な過程であるので頑張って欲しいとのお話でした。獣医保健看護科、動物科学科、食品科学科の先生方からは、学生達がとても頑張っており認定試験合格率や就職率が高いレベルであること、またこれからの発展が楽しみであるというお話などをいただきました。
その後個別面談会へと会場を移し、各テーブルで担任の先生との面談が行われました。限られた時間で足りないほど熱心なお話合いでしたが、終わった後の参加の皆様のお顔が安心されたような表情であったことが印象的でした。
懇親会では冒頭に柿沼教授よりの学生生活と就職状況のお話に続き、同窓会の黒田成孝様に九州での公務員就職状況についてのお話をいただき、その後同窓会福岡県支部長濱野一秀様の乾杯の音頭で立食パーティが始まりました。会員の方々はそれぞれに九州から遠く離れた東京で暮らす子供達の心配事などを話され、情報交換ができ不安がずいぶん減って安心しましたと喜んでいらっしゃいました。普段は話をする事がない大学の先生とのお話や、卒業をされ実践で働かれている同窓会の方々とのお話、父母同士の交流で有意義な時間を過ごすことができ、本当に来て良かったとの言葉が聞かれ、終始和やかな雰囲気で盛況な地方懇談会となりました。懇親会の最後は恒例となった、同窓会濱野様の博多手一本(博多式三本締め)で締めくくりました。
最後に、今回の福岡での地方懇談会に参加して、遠い東京までは行けないという九州近郊の会員の方々にとって有意義なものであったと実感でき、今後も続けていきたい活動と感じました。