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日本獣医生命科学大学 後援会
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活動報告

講演会のこれまでの活動をまとめています。

平成27年4月6日に開催されました入学式におきまして、学生教育に優れた貢献のありました専任教員に対して授与されます紫雲賞の授与がありました。

平成26年度は、獣医学部教育での参加型臨床実習を目的とした共用試験導入に先駆けて医療面接実習を実施した獣医学教員推進室(鷲巣教授)と学生アンケートによる講義満足度1年半連続して1位であった動物科学科システム経営学教室の小澤教授が受賞されました。

父母会からは、受賞者に副賞を贈呈しました。受賞の方々、おめでとうございました。

獣医学教育推進室(文責:鷲巣月美)

受賞対象となった教育紹介 日本獣医生命科学大学では、文部科学省が獣医学教育への共用試験導入を通達する以前から付属動物医療センターにおけるラウンド実習の一環として医療面接実習を取り入れてきました。

平成28年度から本格実施が予定されている共用試験には医療面接が含まれていますが、未だカリキュラムに医療面接教育が含まれていない大学も多い中、日獣大では全国に先駆け、ボランティアの模擬クライアントさんの協力を得て、充実した医療面接実習が行われています。この実習では、学生が獣医師役となり、訓練を受けた模擬クライアントさんとのロールプレイを通して、診察室の中でのクライアントとのコミュニケーションを体験します。

 

今後の抱負

現在行われている医療面接教育は基礎的な導入部分ですが、今後は難易度の高い症例などさらにバージョンアップしたケースに対応していくための教材作りをしていきたいと考えています。

 

小澤教授写真父母会会員の皆さま

このたびは紫雲賞受賞の栄誉に浴することができ、心から感謝を申し上げます。大学教員として教育と研究の業務は仕事の「両輪」であり、全力を尽くすことは当たり前のことです。

私は、教育にあたりモットーとしていることがあります。それは「学生と共に講義を楽しむこと」です。 90分間の講義時間で最初から最後まで集中力を持続させることは至難の業です。そこで講義に緩急を付ける工夫をしています。

皆さんもよくご存じの映画「インディ・ジョーンズ」で主役のハリソン・フォードが演じるジョーンズ博士は考古学の教授です。映画ではしばしばジョーンズ教授の講義風景がでてきますが、私は努めて彼を「演じる」ようにしています(残念ながら容姿は全く異なりますが)。 常に学生の興味を惹くような話題を提供し、講義室内を歩き回り、学生の名前を直接呼んで問いかけます。彼らの知的好奇心を喚起するような新しい話題を「ネタ帳」に記し、「飽きの来ない」そして「心に残る」講義を展開するように心がけています。

これからも紫雲賞受賞の名を汚すことなく、一生懸命務めていく所存ですので、どうか皆さまの叱咤激励を心よりお願い申し上げます。

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