令和3年度の大学との懇談会(Web配信を実施)において、獣医学科5年次に全国共用の学科(vetCBT)と実技(vetOSCE)の2つの試験に合格し、晴れてスチューデント・ドクター(以下、スチューデントDr.)となる学生へ、後援会による記念品贈呈等支援をいただければ有難い、との話を小山秀一獣医学部長(当時)よりいただきました。
この支援は単なる“贈り物”としての位置付けではなく、後援会(保護者)から贈呈することにより、学生に獣医師としての自覚を再認識してもらい、病院実習という診療の現場で命を扱う際に真摯に学んでほしいという気持ちを込めたものとなります。
昨年まで、後援会から学生全員への直接的な記念品贈呈支援としては、入学記念品(白衣)と学位記授与(卒業)記念品の2回のみでした。後援会の会費についてですが、獣医学科の会員の皆様には他学科より2万円多く納めていただいていることもあり、今回のスチューデントDr.の記念品贈呈を加えることによって、全4学科ともに贈呈回数が2年に1回の割合となりました。今年度、総会において事業計画の承認を会員の皆様から得たことにより、新規事業として実施の運びとなった次第です。
獣医学科5年生の皆様には大変喜んでいただき、保護者会員の皆様からも感謝の言葉をいただきましたことを申し添えます。来年度につきましても、会員の皆様の声を反映しながら、学生支援事業を継続していきたいと思いますので、ご協力をお願いいたします。