父母会会員の皆さま向けに、いま話題の腸内細菌の研究をされていらっしゃる牛田一成先生、土田さやか先生をお迎えして講演をしていただくことになりました。本学学生の方々、またお知り合いの方々もどうぞお待ちしています。参加ご希望の方は5/31まで申込ページから申し込んでください。お飲み物を用意します。申し込みが間に合わなくても当日参加もお待ちしています。ご質問等は「お問合せ」ページからメールにてお願いいたします。
日時:2017年6月9日(金)18:00~20:00
会場:日本獣医生命科学大学 B棟5階511講義室
参加費:無料
講師:京都府立大学生命環境科学研究科動物機能学研究室 特任講師 土田さやか先生
「実験室と生息域をつなぐ研究」
*土田さやか先生プロフィール
日本獣医生命科学大学卒、京都府立大学大学院博士後期課程修了 修士時代に、チンチラ由来の新種BacteroidesおよびParabacteroides細菌を分離。博士後期以降、アフリカガボン共和国やウガンダ共和国でゴリラの食物と腸内細菌、チンパンジーやマルミミゾウの腸内細菌研究。Bifidobacterium moukalabense Lactobacillus gorillae を発見。
講師:京都府立大学生命環境科学研究科動物機能学研究室 教授 牛田一成先生
「ゴリラの森からヒマラヤの氷河まで・腸内細菌学者のフィールドライフ」
*牛田一成先生プロフィール
京都大学農学部卒、京都府立大学大学院教授 動物生理学/腸内細菌学 1981年のチベット(ヒマラヤ北面探査)以降、チベット(ヤク、ロバ)ネパール(ヤク、氷河微生物)ブータン(ヤク、ブルーシープ、氷河微生物)雲南省北部(ヤク、ロバ)モンゴルゴビ砂漠(フタコブラクダ)マレーシア(マメジカ)インド(ブタ)を経て、2005年からアフリカでも活動。ギニア(チンパンジー)ガーナ(イボイノシシ、アフリカ在来種ブタ)ガボン(ローランドゴリラ、マルミミゾウ、アカカワイノシシ、アフリカ在来種ブタ)ウガンダ(マウンテンゴリラ、アフリカ在来種ブタ)マダガスカル(アフリカ在来種ブタ)スーダン(在来種ヤギ、ヒトコブラクダ)アルジェリア(ムフロン)などの食物の調査とともに、腸内細菌の分離と機能解明を行ってきた。
牛田先生著書 「ゴリラの森でうんちを拾う」