<総会>
「医獣祭」の最終日にあたる11月4日(日)、吉祥寺東急REIホテルにて平成30年度父母会総会を開催しました。前日までの晴天が一転し、この日は朝からあいにくの小雨模様でしたが、大学キャンパスで医獣祭をご覧になった後に吉祥寺に足を運んでくださった保護者も多く、総計66名が出席されました。
総会では、会長挨拶、参与紹介ののちに議長が選出され、議事が次第に添って進められました。
まず平成29年度事業報告、決算報告、会計監査報告を行い、いずれも無事に承認されました。続いて平成30年度理事・監事、事業計画、予算案、中間決算案、平成31年度事業計画をご提示し、同様に承認をいただきました。
最後に会長より、当会の名称を平成31年度より「日本獣医生命科学大学後援会(英語表記:Nippon Veterinary&Life science University Support Association)」と変更する提案を行いました。提案理由は①近年、学生の保護者は父母に限らず、祖父母、親族など多様になっており、学生を支援する会として「父母会」の名称はふさわしくなくなっている、②「父母会」として活動することが父母のいない学生に違和感を持たれるおそれがある、③大学からも名称変更について打診を受けてきた、などです。そして新名称を理事に募集し、前述の名称が選ばれた経緯を述べました。会場の保護者から「『学生後援会』という名称がよい」とのご意見が上がりましたが、会長より、同様の名称が理事からも提案されたこと、理事会での審議の結果、シンプルで活動内容がわかりやすい「後援会」が最善と判断したこと等をご説明したところ、皆様より承認を得ることができ、これをもって総会終了となりました。
総会と同じ会場にて、学長をはじめとする先生方にお集まりいただき、懇談会を行いました。
(参加者数総計95名)
学長からは、中長期計画「ニチジュウミライ図」を今年度は実行に移す年で、30年度上半期ですでに108の事業を実施したこと、また改組によりキャリア支援業務が事務部の中に入ったが、より多くの学生に利用してもらえるよう改善を進める予定である、などのお話をいただきました。
続いて獣医学部長より、今年愛媛県に新しい獣医学部ができたことに触れ、本学は4学科すべてが長い歴史と伝統を有し、高度な専門教育を実施できていること、応用生命科学部長より、学部のさらなる発展のために好立地や高い研究・教育内容をアピールし、知名度向上に注力していることなどを伺いました。
さらに、学生部長より、無理なアルバイトが学業に影響しないよう注意してほしい、キャリア支援委員会委員長より、優良企業や公務員、優良動物病院への就職率を上げる支援を心がけている、といったお話がありました。各学科長からは、獣医師国家試験や動物看護師統一認定試験、学科カリキュラムの見直し、各学年の近況、卒論発表会などについて、それぞれお話をいただきました。
参加された保護者からは、学割証の年間発行枚数、地方公務員獣医師の就職支援、推薦入試日程、入学前教育などについて活発な質問が挙がり、担当の先生がたから回答がありました。
懇談会の後には、立食形式にて懇親会を行いました。
懇親会には4学科各学年の担任の先生方も出席してくださり、参加者総数は129名に。学科学年ごとに分かれたテーブルを囲んで先生方と保護者、また保護者同士でとても活発な会話が交わされ、会場全体に和やかな談笑の声が響いていました。
参加された保護者の方々は「担任の先生と直接お話ができてよかった」「同学年や上級学年の保護者と楽しい情報交換ができた」と笑顔で会場を後にされていました。ご多忙の中、貴重なお時間を割いてくださった先生方、そして保護者の皆様に、あらためて御礼を申し上げます。