日本獣医生命科学大学 後援会

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本学学生が学会発表にて最優秀賞を受賞

本学学生が学会発表にて最優秀賞を受賞

獣医学科獣医内科学研究室6年生の福岡 春さんが令和5年7月1日-2日に開催された第118回日本獣医循環器学会定例大会において「カルベジロールにより動的左室流出路閉塞が改善した閉塞性肥大型心筋症猫の心筋機能の比較検討」と題する発表により、研究部門の最優秀発表賞を受賞しました。

閉塞性肥大型心筋症のネコでは動的左室流出路閉塞の状態が心機能を悪化させる可能性がありますが、アドレナリンαβ受容体遮断薬の一種で高血圧や心不全の治療薬であるカルベジロールが拡張期充満時間の延長、心筋虚血の改善そして動的左室流出路閉塞の改善に寄与することで左室心筋機能を改善させることを2Dスペックルトラッキング心エコー図検査法により解析しました。

今回の研究は動物医療センターを受診した症例の検査データを根気強く解析した結果であり、今後の治療戦略を発展させる貴重な内容でした。(文責 獣医内科学研究室 松本浩毅)

本学学生が学会発表にて最優秀賞を受賞